官庁訪問について
国家T・U種においての最終合格は、国家T・U種の公務員になることのできる権利であって、実際に官庁に入れることとは異なります。
つまり、公務員試験の運営をしている人事院は、最終合格者がどの省庁に入るかまでは関与していません。したがって、自分で各官庁・各出先機関の就職先を決めるように、官庁訪問が必要となります。
以上のように、最終合格=採用とはなりません。最終合格をした上で内定をもらえれば採用となるのです。
そして、官庁訪問を行うにあたっては、しっかりとした目的意識を持つことはもちろん、早めにスタートを切ることが重要となります。なぜなら、熱意を伝えることができると同時に、各官庁に定員枠があるからです。定員枠が埋まってしまえば、どんなに意中の官庁・出先機関を志望しても就職することができなくなってしまいます。
官庁訪問の流れ
国家T種においての官庁訪問の時期は、一般的な流れとしては、二次試験終了後に志望官庁に自ら連絡をして、最初の官庁訪問の予約を取ります。
これに対して、国家U種においての官庁訪問の時期は、本省庁を志望する受験生の場合は一次試験合格発表前後、地方出先機関を志望する受験生の場合は7月下旬に各受験ブロックで実施される官庁業務合同説明会の後が実質的な官庁訪問開始の時期となります。
この官庁業務合同説明会では、採用予定官庁一覧という資料が配布され、採用予定のある官庁・出先機関とそれぞれの連絡先、採用予定数を教えてくれます。また、参加したそれぞれの官庁・出先機関がそれぞれ個別のブースに分かれ、業務内容の説明やパンフレットの配布を行っています。
各官庁・出先機関の個別説明会の開催日時や予約方法の説明などもありますので、一次試験合格者は必ず参加するようにしてください。志望する官庁・出先機関がある場合、該当するブースを訪問するようにしましょう。
これ以後は各官庁・出先機関の指定する日時に従い、官庁訪問を進めていくことになります。
内々定や内定が出る時期は、官庁・出先機関により、異なります。状況に応じて臨機応変に対処するように心掛けましょう。
なお、さらに詳細な官庁訪問の流れについては「官庁訪問の流れ」をご覧ください。
内定率(採用率)について
内定率(採用率)は、国家T種・国家U種ともに、例年50〜60%の間で推移しています。この数字は、「内定者(採用者)/最終合格者」で計算されています。
これだけのデータでは、国家T・U種は、最終合格しても5・6割しか採用されないと思うことでしょう。
しかしながら、最終合格者の中には、他の公務員試験に合格して内定がすでに決まり、官庁訪問自体を行わなかった人達も含まれています。
そうは言っても、官庁訪問と面接が重視される傾向は年々高まっており、国家T・U種の内定・採用にとって、官庁訪問の重要性は、大きな割合を占めているとは言えます。
スポンサード リンク
おすすめ書籍
|