判断推理
判断推理における出題内容は、(1)規則性や形式論理、文章条件や数量条件からの推理を行うといった図形以外の分野と、(2)図形を題材とした分野、に大別されます。出題数の割合はほぼ半々です。また、最近では、判断推理と数的推理の区別が曖昧になってきています。
(1)図形以外の分野
規則性に関する問題で中心となっているのが暗号問題で、特別区では毎年出題されている分野です。
論理では、集合と命題が中心となっています。集合に関する出題では、概念の相互関係を考えさせる問題の他に、要素の個数を考えさせる問題があり、ベン図の利用だけでなく代数的解法やキャロル表の活用などが要求されます。命題に関しては複数出題される可能性もあり、難易度の高い問題も見られます。
文章条件、数量条件から推理する問題は出題数が多く、判断推理における出題の中心を占めています。最近では、文章条件から推理する問題の典型ともいえる対応関係や試合の勝敗といった内容の問題に、数量的条件を加味したものが増加しており、内容的に工夫されたものが多くなっています。また、発言内容からの推理に関する出題では、内容の複雑な問題が増えてきています。また、最近では、順序に関する問題も増加しています。
(2)図形分野
判断推理における図形分野では、立体図形からの出題がやや多いという傾向があります。
平面図形では、平面の分割と構成、図形の個数、軌跡の関する問題が中心です。分割や構成、図形の個数に関する問題では、どこに規則性が存在するかを考えさせる問題が多いです。軌跡に関する問題では、軌跡の領域に関する問題が増加してきています。また、道順・位相に関する問題では工夫された問題が増えています。
立体図形では、正多面体に関する問題が多く、立体の分割や組合せ、展開や切断、回転などを考えさせる問題が中心です。最近では立体図形の回転移動に伴う軌跡の問題、投影図を題材として立体の表面積や体積を求める問題も出題されています。
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