一般知能とは何か
一般知能は大きく分けて、数的処理と文章理解とに分かれます。
文章理解は、高校の国語と英語の範囲とほぼ重なり、現代文・古文・漢文・英文がその内容になっています。現代文と英文の出題数が多く、古文は1題から2題での出題で、漢文はほとんど出題されません。出題形式は、主旨把握問題と文章整序問題が中心になっています。
数的処理は、数的推理・判断推理・空間把握・資料解釈の4つの分野から構成されています。
数的推理は、小学校・中学校時代の算数や数学に近い分野です。解法パターンもあり、学習すれば、確実に得点できるようになります。
判断推理は、論理問題やいわゆるパズルのような問題で、時間をかければ解ける問題も多い分野です。しかしながら、公務員試験では解答時間が限られているために、短時間で解けないと意味がありませんので、解法のための努力が必要です。
空間把握は、立体の構成や切断などの分野です。この分野は感覚的な要素が強く、地道に勉強すれば解けるようになるという分野ではないと一般的には言われています。
資料解釈は、与えられた資料をいかに読み取ることができるかを見る問題です。複雑な計算が必要になる問題もあり、時間が掛かる問題も中にはあります。しかし、この分野は学習次第では確実に得点できる分野であると言われています。
一般知能は、問題数が多く、また全問解答制の試験がほとんどです。しかも、できる人とできない人との差が大きく開いてしまいます。したがって、一般知能、特に数的処理は、公務員試験の重要なポイントであると言えます。
一般知能の学習法
以下では、文章理解と数的処理に分けて具体的な学習法をご紹介します。
文章理解
多くの受験生は文章理解に対しては、特別な対策をとっていないのが現状ですが、ある程度の対策が必要でしょう。以下、簡単にそれ以外の対策を述べていきます。
(1)現代文
現代文の対策のポイントは、「論説文」という文章形式と、「五肢択一」という出題形式にあります。
5つの選択妓の中には、正解が1つだけ含まれていますから、正解の1つを見つけるにはどうするか、を考えましょう。接続詞や代名詞に注意して、文章を理解していけば、機械的に正解が求められる問題もあります。
(2)古文・漢文
古文の対策は、文法などの知識にとらわれずに、文章の内容を把握することに努めることです。そのために、時間の空いた時に、出題されそうなジャンルの文章をの現代語訳を読んでおくことも有効な学習方法です。通勤や通学の電車の中などで読んでおけば、他の科目の勉強に対して負担になることも少ないと思います。
(3)英文
英文の対策としては、細かい文法にこだわるのではなく、文章の理解が必要となります。そのために、英字新聞や英字雑誌を講読することが考えられます。特に英字新聞や英字雑誌は、公務員試験に出題されやすい社会的な話題を多く含んでいますから、有効な学習方法と言えます。
数的処理
(1)確実な基礎事項の理解
小学校・中学校時代の知識を、早い段階で整理しておく必要があります。公務員試験の出題傾向をよく把握し、旅人算から中学校レベルまで、必要な知識を確実に押さえておくことが大切となります。
(2)解法パターンの習得
数的処理では、解法パターンを身に付ければ、短時間に解ける問題もたくさんあります。そういった解法パターンを、いかに多く習得しているかで試験本番の得点が決まるとも言えます。特に、判断推理・空間把握といった分野ではその傾向は強いです。
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